2011年09月09日

東京大学の国際化推進


東大は2015年に向け、秋入学の検討を始めているそうです。

東大「将来構想シナリオ」によると国際体験豊かな「タフな東大生」
の育成を目指し、留学生比率を12%以上へ引き上げ、日本人学生
の海外留学を増やす達成目標を掲げています。

現在、留学生は大学院がほとんどで学部は全体の1.9%、送り出しは
僅か0.3%。春という入学時期がネックの1つと分析しています。

もし東大が秋入学に移行すれば、それに追随する大学も出てくる
でしょうが、秋入学には幾つかの大きな障壁があり、今のところ
九大には秋入学へ移行する構想は無いとのこと。

いずれにしましたも九大、東大とも「英語で講義」する
授業を大幅に増やすようです。

秋入学は欧米諸国の約8割、アジアでも中国も秋入学で、
日本は国際的には少数派だそうです。日本も歴史を振り返れば
大正9(1920)年まで大学は秋入学だったそうです。

2010年5月現在、日本の大学や大学院、高等専門学校などへの
留学生は14万2千人で、その9割がアジア地域の出身者で、①位中国、
②韓国③台湾4④ベトナム⑤マレーシア‥‥‥となっています。

国の計画では2020年をめどに全国で30万人の留学生受け入れを
目指しているそうです。

現在、九大の留学生は約1,900人で、うち170人が学部生、2013年
までに2,300人、20年までに3,900人に増やす計画とのこと。

以上は9月9日の西日本新聞朝刊7面の解説記事の抜粋です。




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Posted by 福岡桃太郎 at 13:58│Comments(0)教育
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