2018年12月20日
ボストンマラソン
4月16日開催の(第122回)ボストンマラソンで川内優輝選手(31)が
2時間15分58秒で優勝しています。当日は低温、強風の悪天候の中、
前回優勝のジョフリー・キルイ選手(ケニア)を40kmを過ぎた地点で
一気に抜き、そのまま2分以上の差をつけゴールしています。
平成18年から「ワールド・マラソン・メジャーズ」に位置図けられた
大会で、初の日本人優勝者でもあります。
彼は関東学連選抜選手として箱根駅伝にも2回出場し、区間6位、
3位の記録を残しています。
彼の凄いところは市民ランナーでありながら、日本の大きな大会には
殆ど出場していることです。セミ・プロ選手でもこんなに多くマラソン大会
に出場したランナーはいないと思います。
昨年からでは防府マラソン、北九州マラソン、他にも2~3度、
合計4回、( or 5回?)も優勝しているのです。
数年前の12月初旬、私は福岡マラソンで走る彼を警固交差点付近で
応援したことがあります。
彼は学習院大学法学部出身→埼玉県庁→県立高校定時制事務職員、
来年からはプロになると宣言しています。
6月10日、母校でボストンマラソン優勝祝賀会が挙行されています。
大学の桜友会報にも写真入りで彼の人物録が記載されていました。
日本のボストンマラソン優勝者では31年前の瀬古利彦選手以来の快挙。
瀬古選手は37年前にも優勝しています。ボストンマラソンで何と2回も優勝
しているのです。
重松森雄選手(福岡工業高校→九電工→福大)は1965年の優勝者。
更に、ボストンマラソン53日後の6月12日、2時間12分00秒の世界新記録
を樹立しています。
<日本人のボストンマラソン優勝者>
田中茂樹 1951年 2時間27分45秒
山田敬蔵 1953年 2時間18分51秒
浜村秀雄 1955年 2時間18分22秒
上記3選手のコース距離が短かった為、記録に残されていないそうです。
重松森雄 1965年 2時間16分33秒
君原健二 1966年 2時間17分11秒
采谷義秋 1969年 2時間13分49秒
瀬古利彦 1981年 2時間09分26秒
瀬古利彦 1987年 2時間11分50秒
瀬古さんは、1週間程前のテレビ対談で今までに地球1周走っている
と述べられていました。
上記。ボストンマラソン優勝者と記録などはgoogle などからのパソコン
検索によるものです。
Posted by 福岡桃太郎 at 15:19│Comments(0)
│スポーツ