2012年12月25日

日系の故・米国最高齢上院議員

米議会の重鎮、日系のダニエル・イノウエ上院議員(民主党、ハワイ州選出)が
12月17日、ワシントン近郊の病院で死去されました。88歳。

米陸軍最強と言われた日系人部隊「第442戦闘部隊」に所属し、
欧州戦線でナチス・ドイツと戦い右腕を失いました。

復員後、ハワイ大学を卒業。ハワイが州に昇格した59年の選挙で
連邦下院議員に初当選。62年の選挙で上院議員に転じ、以来9回連続当選。
下院、上院議員とも日系人では初めてのことです。

米議会の最古参で、大統領が欠けた場合の継承順位は副大統領、下院議長に次ぐ第3位。
アジア系米国人で最高の地位まで上り詰めました。

おじいさんやお父さんが福岡県八女市出身だそうです。

フジモリ・ペルー(元大統領)は父方が熊本県、(離婚した)母方は八女市出身。


上記はワシントン宮崎昌治特派員記事の要約です。


  


Posted by 福岡桃太郎 at 01:05Comments(0)外国情報

2012年12月21日

米国の駆込み自動小銃購入の急増

米東部コネティカット州ニュータウンの小学校で
26人が銃乱射事件で犠牲になりました。

その数日後、オバマ大統領は “ 実効性のある行動を取る ” と表明。
今回の事件を、銃社会米国にとって “ 目を覚まさせる警告 ” と述べ、
銃規制への強い決意を述べています。

事件直後から容疑者が使用した同型の自動小銃の販売が
米国内で急増しているそうです。

自動小銃の規制を強化する動きがあることから、
銃砲店経営者は「駆込み需要」と指摘しています。

事件のあった小学校に近い銃砲店では、銃が飛ぶように売れ、
この自動小銃が25%以上を占めているそうです。

国内各地の銃砲店でも購入希望者が殺到し、経歴チェックに
通常の何倍もの時間がかかる事態が起き、銃メーカーは
“ 需要に追いつかない ” と話しているそうです。

以上は西日本新聞「ワシントン宮崎昌治特派員」と共同通信記事との要約です。

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私は数拾年前、ニューヨーク市の隣、ロングアイランド(島)で、
射的場に連れて行ってもらい、ライフルを手にしたことがあります。
友達達は射的していましたが、私はその記憶はありません。
すぐそこまでと言われましたが、オイスターベイという場所から
車で約1時間位かかったことは覚えています。  


Posted by 福岡桃太郎 at 21:58Comments(0)外国情報

2012年12月19日

アメリカ銃規制派が急拡大

日本社会から見て、アメリカ社会の1つの汚点に、銃器が規制されていないことがあります。

アメリカでは毎年のように銃乱射による悲劇が起こっています。
12月14日にもコネティカット州ニュータウンの小学校で20人の児童を含み、
26人もの人が射殺された事件がありました。

この小学校に日本人も数人在籍しているそうですが、
被害には遭っていないようです。

小学校内(?)での殺害事件としては史上2番目だそうです。

比較的裕福な人達が住んでいるニュータウンの町では、
この10年間で殺人事件は1件だけだったそうです。

犯人は20歳の男性で、小学校敷地内で自殺。小学校で銃乱射事件を引き起こす前、
自宅で母親(元同校小学校教諭)も殺害しています。

今回の事件後、米CBSテレビの世論調査では、銃規制を強化すべきとの意見(57㌫)が、
規制緩和(9㌫)と現状維持(30㌫)の合計が39㌫を上わっています。

規制強化が規制緩和と現状維持の合計を上まったのは今回が初めてではないでしょうか。

オバマ大統領は、この事件発生直後の声明で“銃犯罪の悲劇を防ぐため
「実効性のある行動を取る」”と声明しています。

この悲惨な事件後、全米ライフル協会(400万人のNRA組織)は,初めて(?)
「意味ある貢献をする用意がある」と表明し、21日に記者会見を開くそうです。

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銃社会アメリカは建国以来の国是とする伝統で、これまで銃規制が法規制されたことは、
無かったようです。銃規制強化の法律が成立すれば、アメリカ国民は勿論のこと、
外国人の我々日本人にとっても喜ばしいことと思います。
今以上に安心してアメリカ旅行ができますし‥‥‥‥。

コネティカット州はアメリカでは最も小さい州の1つで、ニューヨーク市とボストン市
(マサチューセッツ州とニューヨーク州に挟まれています)の中間に位置しています。  


Posted by 福岡桃太郎 at 19:12Comments(0)外国情報

2012年12月02日

英語指導力ワークショップ

12月1日(土)、西南学院大学・言語教育センターの冬期「ワークショップ」へ参加してきました。

9:00 a.m.~4:30 p.m.までの4時限。講師の先生方は、1人はアイルランド出身、
もう1人はアメリカ出身、それと佐賀大学の先生でした。1時限(90分)を除いては
全部英語のワークショップでした。

夏のワークショップに比べ、生の英語に少し慣れてきた実感がありました。

私塾では日本人相手の殆ど日本語ばかりの学習で、今回、ネイティブ英語に触れる
ことが出来た西南大・言語教育センターの催しは、有意義で大変ありがたいことでした。

英語学習も日本語学習と同じで、聞く → 話す → 読む → 書くという順番になると思います。
できれば若い頃から、この順番を踏まえた人が、英語達人になる近道に思えます。

私と同世代の人達は、英文和訳と文法ばかりをしてきたように思います。

英語教育に携わっていながら、いまだに英語の聞取り(hearing or listening)と
発音を一番難しく感じます。

今回のワークショップは、先生1人に生徒5人くらいの実に贅沢なものでした。

関西出身の若い女性を筆頭に、皆さん英語を流暢に話されています。
私は末尾で未熟さを感じました。

西南大の西南クロスプラザの食堂は皆さんにお勧めです。
私は420円くらいの美味しい定食をいただきました。  


Posted by 福岡桃太郎 at 10:56Comments(0)教育