私は約1月前、粕屋町、福岡EON店の映画館で「オッペンハイマー」を見ました。
見慣れたオッペンハイマーの帽子、映画のオッペンハイマーは実物の彼によく
似た俳優でした。原爆投下後、トルーマン大統領からホワイトハウスに招待され
ましたが、弱音を吐露したので、大統領は側近に「2度と彼を呼ぶな」と言った
ことが、私の脳裏に残っています。その後、共産主義者でもない彼は、マツカーシー
の赤狩りで公職追放にもあっています。映画は約3時間、観覧者は3人でした。
彼は「原爆の父」と呼ばれることもあり、ロスアラモス国立研究所の初代所長、
マンハッタン計画を主導、原子爆弾を開発、ニューメキシコ州で実験に成功。
その後、水爆実験に反対しています。
21日の西日本新聞に次の様な記事が掲載されていました。
新聞の見出しは<「原爆の父」被爆者に謝罪 通訳証言の映像 広島で発見>
以下はその記事の要約です。来日し記者会見する物理学者ロバート・
オッペンハイマー博士の写真付き。
映像は1964年6月、広島の被爆者らとオッペンハイマー氏の非公開の面会で
通訳として立ち会った故タイヒラー曜子さんが2015年に証言した内容。「(面会
場所となった)研究所の部屋に入った段階でオッペンハイマー氏は涙ぼうだたる
状態。【ごめんなさい、ごめんなさい、ごめんなさい】と謝るばかり」などと語った。
映像は約50分。
当時、日本でも理化学研究所の仁科博士らを中心に原爆開発研究が進められて
いたそうですが、他のドイツ、ソ連‥等も開発研究していたように邪推されもします
??。無責任な全く軽い軽い私見ですが、全く不幸なあってはならないことですが、
広島、長崎ではなくても、そんなことは絶体あってはならないことでしたが、その後、
世界初の原爆として、日本を含む世界のどこかの都市に投下されることになったかも
しれません。???、絶体あってはならないことです。