屋久島の縄文杉

福岡桃太郎

2008年11月24日 17:56

11月22日(土)、NHKテレビの「探検ロマン世界遺産」を見ました。
副題は<屋久島日本が誇る美しい森林縄文杉>でした。

屋久島は鹿児島から約60kmの沖合いにあり、一周130kmで、
2,000m級の九州で一番高い山もあり、洋上のアルプスと言われております。

屋久島は雨の多いことで知られており、山の頂上は1年に8,000mmの雨が降るそうです。
島には100以上の川と1,000以上の滝があると言われております。
島全体が1枚の花崗岩で出来ており、島の20㌫が世界遺産だそうです。

樹齢が1,000年以上経過している屋久杉が沢山ありますが、
縄文杉は樹齢7,000年と言われており、樹木周りが16mもあります。

屋久杉の長寿の謎は、土壌が火山灰が風化した花崗岩で出来ており、
僅か5cmの土壌に根を張る過酷な環境にあるため、成長が遅く、また
杉から樹脂が出ていて、脂が多いことなどが長寿杉になっているそうです。

縄文杉まで往復20km(約10時間) もあるそうですが、環境問題、自然などに
関心が高まつてきている昨今、毎年6万人が来島し、昨年は30万人も縄文杉を
見る為にやって来たそうです。

屋久杉、特に縄文杉にとって、最近の問題は
毎年訪問者が急激に増加していることだそうです。

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