一流経済国脱落の日本
18日開会した通常国会の経済演説で、大田弘子経済財政担当相は、
「日本の1人当たり国内総生産(GDP)が経済協力開発機構(OECD)
加盟30ヶ国中、18位に低下しており、世界経済のダイナミックな変化に取り残され、
今後も成長を続けていく枠組みはいまだ出来上がっていない」、
「残念ながら、もはや日本は、経済は一流と呼ばれるような状況ではなくなった」と表明し、
「5年後、10年後を考えると、成長力を付ける為の改革が必要な時期。
将来伸びていく成長分野が十分に育っていない」、
「成長力を強化し、高齢化を乗り越え、安定感のある質の高い社会を目指さなければならない」
と演説されております。
諸外国と比較して、特に東南アジアの新興経済発展諸国と比較しますと、変革のスピードが
遅いとは最近よく耳にすることです。
以上は1月19日の西日本新聞朝刊の記事からです。