会社倒産と詐欺と民法

2008年10月23日

嫌な過去と決別する為に人に話したことが無い事を
急にブログに書いてみる気になりました。突然です。

詐欺3件と法律的拷問の話です。

昔、ある会社が倒産しました。年号が昭和から平成に変わる頃、私は2つの詐欺(事件)で、
ある会社ー(株)ミロク経理ーが倒産し、負債4件で総額が約1,600万円にもなっていました。
3件が解決し、残りの1件は、その無風状態の5年くらいが経過して、負債の返済要求が
され始めました。その約8年後には元の450万円が2,800万円を超えるまでになって
いたようです。時効の10年後には3,600万円くらいになっていたのではないでしょうか。

約20年前、基幹会社の(株)ミロク経理が倒産しました。その約3~4ヶ月前、関連会社、
(株)エムコに契約放棄を申し出に行きました。ミロク経理が倒産する約2~3ヶ月前位から
2社との取引を止める手続き文書(手紙)を2社宛(ミロク経理とエムコ)に合計4通程郵送して
いました。ミロク経理が第1回目の不渡り手形を出す1週間前に、最後通告の取引中止文書
(手紙)をミロク経理宛に出しました。これらの処置でミロク経理、エムコ2社とも完全に関係が
無くなったと安心し、ホットしました。負債4件の内、1件は私と倒産した会社間でどうにか
和解解決させました。1件はうやむやで最後まで問題になりませんでした。残りの2件が
詐欺でした。私には非がありませんでしたが、民法に基づき、一緒に戦っていた5~6人と
行動を共にしていて、東京と福岡の弁護士さん仲介の下、福岡地方裁判所で50万円で和解し
ました。詐欺をした卑劣な男が当然支払う和解金でした。詐欺人を捜して、何ヶ所かは当たり
ましたが、捜し出すことは出来ませんでした。倒産後、詐欺人から会社の名刺は貰ってました
が、表記されていた住所にはその会社はありませんでした。私同様、詐欺被害に遭遇した人が
もう1人いました。暴力団を知っているとかそんなことを言っておられたので、その方と一緒
に行動する気にもならず、嫌な気持ちが先行し、詐欺人を捜すのは止めました。

全く問題無いと安心していた残りの1件(450万円)が、倒産後一番ややこしく、煩わしく
なりました。法律的実行をすぐ挙行すればよいのに、わざわざ(?)倒産後5~6年も経過して、
平成4年頃からお金の請求をし出し始め、平成5~7年頃、福岡の問題なのに遠方の東京で
対処し出し、わざわざ東京地方裁判所へ2回出頭させられました。裁判官と東京の弁護士さん
在席の下、「私の件はおかしい、私の筆跡と印鑑は私のものですが、会社倒産前に正式の
取引中止の手続きをしていますので、私はこれは認めません」と激しく主張しました。
「ちゃんとした会社なら私が郵送しました2通の取引中止の郵便文書はちゃんと残されている
はずです」とも申し述べました。そして、これまでの詳しい状況を文書化したものを
御二方に1通ずつ手渡しました。

2社とも「止めたい時は何時でも止めることが出来る」ことを確かめて契約していました。
ミロク経理倒産前の1週間前、ミロク経理に取引中止の文書手紙を郵送していました。その
2ヶ月前位にエムコとの契約解約予定の手紙を投函しました。それから1ヶ月後、エムコから
お願いされていた製品販売行為は中止しますと契約中止の2回目の文書手紙を出しました。
基幹会社のミロク経理配下にあったエムコは、ミロク経理倒産後、約3ヶ月後、
不渡り手形を出して倒産しました。

倒産以前に2社とは口頭と文書で契約を解約していました。それでも11~13通程の
内容証明書を書きました。法律問題であり日時、数字などに間違い記述があっては
いけないので、確かめ、根詰めて毎回丁寧に書きました。面倒で根気のいる作業でした。

追い詰められた気持ちになり福岡の弁護士さんに高等裁判所で裁判をして下さいとお願い
するも、負けますとの助言を受け、1度上告したのを取り下げました。差し押さえOKの覚悟で、
物件をそのままにしておきました。

東京の弁護士さんから「法的に処理する」という
内容のお金請求文書が何度来たことでしょう。

会社倒産後、最後は東京地方裁判所催告書でお金の請求が来ました。その後、
弁護士さんからも何度も請求して来ました。何年後かには違う2( or 3 ?)つの債権回収会社
にたらいまわしされ、何度も文書でお金の請求をされ、数年後には電話で請求し出して
きました。東京地方裁判所からの催告書から7~8年(?)年ほど経過して、私は保管していた
書類の中から契約書を取り出し、初めて精査してみました。詐欺をした人の印鑑は無く、
馬鹿なことに、私の知らない人の2人の印鑑が押してあることに初めて気づきました。また
会社名も違っていました。東京地方裁判所の裁判官、東京の弁護士さん2人と債権回収会社
の社長、合計4人に最後の4通の内容証明書を郵送しました。努力して捜しましたが、
詐欺行為をした人の行方は分からずじまえに終わりました。契約書の初歩的なもので、
法律の専門家であります東京の弁護士さんと裁判官の方達がちょっと精査されていたら、
簡単に事実が判明していて、私が約15~17年間、何回も煩雑な文書処理で時間を費やし
もんもんとした時間も浪費しないで済んだものをと思います。電気器具の故障で電気屋さんに
来てもらったら電気器具の故障では無く、コンセントにコードを差し込んでいなかった類の
全くバカな初歩的ミスだったのです。バカな話です。裁判所からの通告書と契約書を精査しな
かった法律素人の私にも非があると言えば非がありますが、初期段階では、裁判所や
弁護士事務所から送られてきます法律文書を疑う気は全くありませんでした。過信していま
した。法律専門職の裁判官や弁護士先生達が精査されなかったり、間違いなさるなど
当初、思ってもみませんでしたので、東京地方裁判所から送られてきた書類は、
おっかなびっくりして、ざーっと目を通しただけで、私の筆跡と印鑑だけを注視し、約10年間
その書類は保管したままで精査していませんでした。裁判所催告命令が来て約7~8年後
になって、民法素人の私が、契約書を取り出し精査しました。契約書が無効であることに
気づきました。びっくりしました。その頃には450万円が2,800万超になっていたと思います。
約15年間、法律の拷問を受けていた心境でした。取り下げることをせず高等裁判所に上告した
ままでいたらどうなっていたでしょうか?私は驚き、少し恥もかいたでしょう。裁判官と弁護士
さん達は、私以上に恥をかかれたのではないでしょうか?

ミロク経理倒産後、私の父が対馬出身の人にだまされ、泥をかぶりました。私の事件に関連
していましたので、父には大変申し訳なかったなーと慙愧の念で一杯です。詐欺後、交通事故
に遭い手術、入院もしました。父は10年以上前、他界しました。

法律問題で有罪が無罪になったりすることを新聞などの報道で
たまーに知ることがあります。専門家でもたまには失策されることが
あり得るのでは、と体験で思いました。

この民事事件とは関係ないことですが、迷惑メールや間違い電話、これまで遭遇しました
不自然な複数体験、少しおかしい複数の交通事故、尾行みたいな(?)複数体験、パソコンの
時々の機能不全、導入初期時の頻繁なフリーズ‥‥などなどは、常識的にはそれぞれがみな
独立していて、相互には何の関係も無い別個のものと思います。健康な人なら当然そう考える
でしょう。神経過敏症になり、かなり病的発想で前述諸事を無理やり結びつけ、戯作者的
創造世界を創り上げれば、フィクションが創れるかもしれません。
あくまで完全なフィクションですが‥。



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Posted by 福岡桃太郎 at 03:50│Comments(0)徒然
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