2011年09月12日

キャラメル王国・佐賀


作家・北方謙三氏(唐津市出身?)の祖祖父・森平太郎は
明治期に当時の佐賀県北山村(現佐賀市富士町)から
日本統治下の台湾に渡り、「新高製菓」を創業しました。

新高製菓は戦前、バナナキャラメルや新高ドロップなどで全国に
知られ、国内「4大キャラメルメーカー」の1つに数えられました。

この4大メーカーのうち森永製菓の創業者・森永太一郎は
佐賀県・伊万里市、江崎グリコの創業者・江崎利一は
佐賀市蓮池町の出身です。

北方謙三氏が自らのルーツを辿った小説「望郷の道」にちなみ
10月8日(土)午後2時30分、佐賀市富士町の富士生涯学習センター
で佐賀県の風土について北方氏や(菓子)研究者達が語る
シンポジウムが開催されます。

参加無料、定員は先着順で300人。申し込みはハガキかファクスなどで、
氏名、年齢、住所、電話番号、職業または学校名、入場券希望枚数
(最大2枚)を明記し、〒840ー8558 佐賀市城内1ー6ー10 サガテレビ
「望郷の道」係=ファクス番号0952(29)2868=まで、
問い合わせは同係=0952(23)9112。

以上は西日本新聞記事の要約と抜粋です。

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福岡県飯塚市は千鳥屋、ひよこ本舗、さかえ屋(穂波町?)、
成金饅頭(直方市)などの製菓業の発祥地です。飯塚市は昔、
炭鉱都市で肉体労働には甘い物が必要だったと言われています。

  


Posted by 福岡桃太郎 at 20:47Comments(0)食べ物

2011年09月10日

日本の外国人留学生


2010年5月現在、日本の大学や大学院、高等専門学校
などへの留学生は14万2千人。留学生数は10年前の2.2倍、
20年前の3.4倍に増えております。

しかし、米国の67万2千人、英国の41万6千人、オーストラリアの
35万6千人、フランスの26万6千人、ドイツの23万4千人
(いずれも08年)には及びません。

学生に占める留学生の割合はオーストラリア33.4%、英国27%、
ドイツとフランス12%、米国6.1%(いずれも08年)、日本3.8%
(09年)となっています。

オーストラリアの人口22,00万人(2010年)、イギリスは人口60,60万人
(2006年)フランス60,74万人(2010年)、ドイツ82,49万人
(2010年)、日本127,46万人(2006年)、アメリカは3億人突破
(2006年10月‥中国約13億人、インド約10~11億人に次いで
世界第3位の人口ではないでしょうか)。

以上は9月9日の西日本新聞朝刊記事の抜粋とwikipediaからの
検索統計です。昨日ブログは西日本新聞記事の要約でした。



  


Posted by 福岡桃太郎 at 14:35Comments(0)教育

2011年09月09日

東京大学の国際化推進


東大は2015年に向け、秋入学の検討を始めているそうです。

東大「将来構想シナリオ」によると国際体験豊かな「タフな東大生」
の育成を目指し、留学生比率を12%以上へ引き上げ、日本人学生
の海外留学を増やす達成目標を掲げています。

現在、留学生は大学院がほとんどで学部は全体の1.9%、送り出しは
僅か0.3%。春という入学時期がネックの1つと分析しています。

もし東大が秋入学に移行すれば、それに追随する大学も出てくる
でしょうが、秋入学には幾つかの大きな障壁があり、今のところ
九大には秋入学へ移行する構想は無いとのこと。

いずれにしましたも九大、東大とも「英語で講義」する
授業を大幅に増やすようです。

秋入学は欧米諸国の約8割、アジアでも中国も秋入学で、
日本は国際的には少数派だそうです。日本も歴史を振り返れば
大正9(1920)年まで大学は秋入学だったそうです。

2010年5月現在、日本の大学や大学院、高等専門学校などへの
留学生は14万2千人で、その9割がアジア地域の出身者で、①位中国、
②韓国③台湾4④ベトナム⑤マレーシア‥‥‥となっています。

国の計画では2020年をめどに全国で30万人の留学生受け入れを
目指しているそうです。

現在、九大の留学生は約1,900人で、うち170人が学部生、2013年
までに2,300人、20年までに3,900人に増やす計画とのこと。

以上は9月9日の西日本新聞朝刊7面の解説記事の抜粋です。


  


Posted by 福岡桃太郎 at 13:58Comments(0)教育

2011年09月04日

世界陸上(男子)マラソン


8月27日~9月4日まで韓国・大邱(テグ)で
世界陸上競技選手権大会が開催されています。
本日は最終日で男子マラソン競技が実施されました。

今大会は市民ランナーの川内優輝選手(24才)が出場
していましたので、テレビ観戦を楽しみにしていました。

川内選手のお母さんと弟さんも応援に駆けつけられていたようです。

日本選手5人も健闘しましたが、ケニア勢が圧倒的に強く
①位キルイ(ケニア)2時間7分38秒、②位キプルト(ケニア)
③位は確かエチオピア(?)の選手だった思います。

ケニアのキルイ選手は2大会連続優勝だそうです。
凄いですねぇー。

日本勢は189cmの堀端宏行(旭化成)が2時間11分52秒で⑦位、
⑩位中本健太郎(安川電機)2時間13分10秒、注目を集めていました
市民ランナーの川内優輝選手(埼玉県庁)は、2時間16分11秒で18位でした。

29位尾田賢典(トヨタ自動車)2時間18分5秒、
38位北岡孝治(NTN)2時間23分11秒。

団体としては①位ケニア②日本③モロッコで、日本チームは
7大会連続2位とのことでした。素晴らしい成績です。


市民ランナーの川内選手が、もしオリンピックに出場されることに
でもなれば日本のみならず世界でも注目されることになるのでは
ないかと解説されていました。

男子400mリレー決勝や女子400mリレー決勝などが行はれ、
今夜9時頃に大会すべてが終わります。

大邱(テグ)は交通の要衝で人口約170万人(20年前)の
大都会です。片側4~5車線の整備された広い道がありました。
朝鮮戦争後、3人の大統領を生み出した土地でもあります。  


Posted by 福岡桃太郎 at 20:30Comments(2)スポーツ