ドナルド・キーン

2011年04月30日

4月27日(水)、Donald Lawrence Keene氏はコロンビア大学の
最終講義の日、日本永住を決意し、日本に帰化すると発表されました。

ドナルド・キーン氏はアメリカの日本文学研究者、文芸評論家、
2008年には文化勲章受賞、コロンビア大学名誉教授、日本文化を
欧米へ紹介して数多くの業績を残しています。

日本に関する著作は、日本語のもの30点、英語のもの約25点、
主な著作に「日本文学の歴史」「百代の過客」「明治天皇」などがあります。

コロンビア大学の学生時代、英訳「源氏物語」に感動されたのが、
日本文学との最初の関わりで、第二次世界大戦時には海軍情報士官
として玉砕した日本兵の遺書を翻訳したり捕虜を尋問したりの体験が
おありで、復員後、英ケンブリッジ大学、米コロンビア大学、京都大学で
日本文学を学ばております。

関係者は「東日本大震災で大変心を痛め、被災者との連帯を
示すために永住の思いが固くなったようだ」と述べています。

若い頃、芭蕉の「奥の細道」の旅で、東北・平泉に行かれ、
平泉に心を動かされています。

1年の半分は東京都北区にお住まいで、ニューヨーク市では
ブルックリン区にお住まいです。生誕は1922年6月18日。

以上の大半はgoogleからの検索情報です。  


Posted by 福岡桃太郎 at 13:46Comments(0)文化、芸能

Ishiguro in 英国

2011年04月19日

Kazuo Ishiguro (石黒一雄)は日本生まれのイギリスの作家です。

1982年処女作「遠い山なみの光」で作家デビューし、
1989年「The remains of the day-----日の名残り」で
イギリス最高の文学賞、ブッカー賞を受賞しています。

最近の作品に「Never let me-------私を離さないで」(2005年)があります。

両作品ともイギリスのみならず世界で非常に高い評価を得ています。
合計4作品がテレビと映画にもなっております。

両親は日本人、お父さんは50年前、長崎気象台で勤務されていたようで、
彼は5才まで長崎市で生活しています。その後、海洋学者のお父さんが
北海油田調査で一家で渡英し、学校生活などイギリス人と同じ生活しています。
日本語は駄目だそうです。1982年イギリスに帰化。

4月17日(日)、NHK教育テレビ-----ETV特集「カズオ・イシグロをさがして」を見ました。

  


Posted by 福岡桃太郎 at 19:13Comments(0)外国情報

新しい道 ( new road )

2011年04月14日

最近(約1週間前)新しい道が出来、開通しています。

南区三宅1丁目(入り口は事務用品店のoffice land と
お菓子のいちりゅうの間)~横手3丁目(or 日佐2丁目辺り)間、
高速道路5号線にぶっかる約1.5kmの新しい道。片側2車線、
込み入った住宅地ですのでかなり広く見えます。

南区役所に通じている筑紫ヶ丘1丁目→大橋4丁目→三宅1丁目→
三宅3丁目→横手4丁目→横手3丁目(or 日佐2丁目)までは
約2.5km位あるようです。

道は体に例えると血管にあたるでしょう。

新しい道は良いもんですねぇー。

  


Posted by 福岡桃太郎 at 04:10Comments(0)生活

桜の花 (cherry blossom )

2011年04月08日

今年の桜の満開は予想された3月下旬より少し遅れていたようです。

3日前、桧原2丁目の桧原桜、西長住2丁目の鹿助公園、
横手中学校横、那珂川堤の桜並木などを母を車に乗せて
南区の数ヶ所を廻ってみました。

この2,3年、車上観覧で同じ所を廻っていますが、毎年、
横手中学校横の桜並木は格別見事な桜並木に思います。
豪華絢爛です。川縁の空地では40~50人の人達が弁当を広げたり、
バーベキューをして楽しんでいました。

場所は日佐の横手4丁目。那珂川には人と自転車だけが通行可能な橋が
架かっていて、反対側の三宅地区からも近く、簡単に行けます。

私は横手中学校横の桜並木が、南区1の桜並木と思っています。
来年以降、皆さんにもお勧めです。  


Posted by 福岡桃太郎 at 10:22Comments(0)生活

修猷館の英語教育

2011年04月02日

修猷館は福岡藩の藩校がルーツで227年の歴史を誇り、
政財界をはじめさまざまな分野に逸材を輩出しています。

生徒たちの自主性の高さ、硬派で文武両道に優れた
誰でもが認める名門校です。

1900年に学校は現在地に移り、1901年「福岡県立中学修猷館」
になったそうです。

明治時代の修猷館は国際化をうたう現代でも考えられない
徹底した英語教育を実施しています。

国語、漢文以外の教科書は全て英語の原書だったそうです。
すごいですねぇー。試験の解答も英語で、例年3分の1くらいが
落第するというスパルタ教育だったようです。

根底にこれからの日本には英語が不可欠という先見性がありました。
これが国際的視野を持つ人材を多く生むバックボーンにもなっているようです。

以上は3月28日の西日本新聞、ふくおか深発見「博学博多」からの抜粋です。  


Posted by 福岡桃太郎 at 19:38Comments(2)教育